前景
Ⅰ 序説
Ⅱ プラーター
後景
Ⅲ シュテファン大聖堂
Ⅳ 王宮(ホーフブルク)
Ⅴ ベルヴェデーレ
中景
Ⅵ シェーンブルン
Ⅶ リング(環状道路)
訳者あとがき
バーベンベルクおよびハプスブルク家系図
ウィーンの地図
オーストリア゠ハンガリー帝国(崩壊直前)の地図
オーストリア史年表
索引(人名、地名・建造物等)
エドワード・クランクショー(1909-1984)
イギリスの作家、ジャーナリスト。一般にはオーストリアのハプスブルク家関係、ロシア・ソビエト関係の書物の著者として知られている。1930年代にウィーンに住み、英語を教え、ドイツ語を学んだ。そしてジャーナリスト、作家として活動を始めた。1938年のヒトラーによるオーストリア併合を目撃することにもなり、その時期に書かれたのが本書である。
今井道夫(いまい・みちお)
1967年、東京大学文学部哲学科卒業。1974年、北海道大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。1989年、札幌医科大学医学部助教授。1995年、札幌医科大学医学部教授。2010年、札幌医科大学名誉教授。哲学専攻。
著書:『生命倫理学入門』産業図書1999年(第4版2017年)、『思想史のなかのエルンスト・マッハ』東信堂2001年等。
訳書:B・マクギネス『ウィトゲンシュタイン評伝』(共訳)法政大学出版局1994年、M・ジェイ『力の場』(共訳)法政大学出版局1996年、H・リュッベ『ドイツ政治哲学史』法政大学出版局1998年等。
青山孝德(あおやま・たかのり)
1972年、名古屋大学経済学部卒業。1980年、名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1983年より独・米・日企業勤務。2014年よりフリー。社会思想史専攻。
訳書:R・リケット『オーストリアの歴史』成文社1995年、S・ナスコ『カール・レンナー その蹉跌と再生』成文社2019年、A・フックス『世紀末オーストリア 1867-1918』昭和堂2019年、A・ピットラー『オーストリア現代史 1918-2018』成文社2021年、E・パンツェンベック『一つのドイツの夢』御茶の水書房2022年等。