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「ロシア社会思想史 上」書影

ロシア社会思想史 下巻

インテリゲンツィヤによる個人主義のための闘い

イヴァーノフ=ラズームニク著/佐野努・佐野洋子訳


ISBN978-4-915730-98-6 C0022
A5判上製 本文縦2段組584頁
定価(本体7000円+税)
2013.03

この世で最も高きもの、「人間人格」の解放をめざす個人主義のための闘いは、内面と外面、倫理面と社会面の二つの戦線で進められる。倫理的個人主義を高唱したのはトルストイとドストエフスキー、社会学的個人主義を論証したのはミハイローフスキー。ロシア・インテリゲンツィヤは、「大なる社会性」と「絶対なる個人主義」の結合というロシア社会主義の尊い遺訓を、次世代の者に託す。


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