ヒルファディング伝


ナチズムとボルシェヴィズムに抗して

A・シュタイン著/倉田稔訳
B6判変形/112頁/定価(本体1200円+税)

名著『金融資本論』の著者としてだけでなく、社会民主主義を実践し大戦間の大蔵大臣を務めるなど党指導者・政治家として幅広く活躍したヒルファディング。ナチズムによる非業の死で終った彼の生涯を、個人的な思い出とともに盟友が鮮やかに描き尽くす。(1988.4)


目次
  1. ウィーンとベルリンでのヒルファディングの成長
  2. 第一次世界大戦以前の学問的業績
  3. 党政治上の立場
  4. 『フライハイト』編集局で
  5. 二つの戦線に向ける闘い
  6. ハーゼの死と、共産主義の奔走に反対する闘い
  7. ハレの悲劇
  8. 合同党での指導的役割
  9. 社会主義者の大蔵大臣
  10. ドイツ労働運動の状況の変化
  11. ヒルファディングの「革命的改良主義」
  12. 自由と民主主義のための闘い――ナチズムとボルシェヴィズムに抗して
  13. 亡命の闘士
  14. 新しい党綱領
  15. ナチの戦争の危険を警告する
  16. 社会主義インタナショナルでのヒルファディングの闘い
  17. 『ノイエル・フォルヴェルツ』への寄稿
  18. 「宥和」政策に対する闘い
  19. 戦争への道
  20. 戦争の勃発と、西側列強の側に立っての闘い
  21. ヒルファディングとブライトシャイトの悲劇

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