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「日露文学研究者の対話」書影

日露文学研究者の対話

安井亮平゠ボリス・エゴーロフ往復書簡 1974-2018

ДИАЛОГ ЯПОНСКОГО И РУССКОГО ЛИТЕРАТУРОВЕДОВ
Переписка Рёхэй Ясуи и Бориса Егорова 1974–2018

長與進、沢田和彦、アンドレイ・ドミートリエフ 編
塚本善也、長井淳、南平かおり、吉原深和子、吉見薫 翻刻・訳


ISBN978-4-86520-064-5 C0098
A5判上製、本文横組400頁、口絵14頁
定価(本体4200円+税)
2023.09

本書は、ロシア文学研究者・安井亮平氏と、ロシアの文献学者ボリス・エゴーロフ氏の間で、45年間にわたってロシア語で取り交わされた書簡群の翻刻と翻訳である。長年にわたるこの稀有な文通は、ロシア文学とロシア文化に対する両氏の深い愛着と見識、そこから生まれる両氏の間の人間的共感に支えられていた。これらの書簡群は、二つの稀有な知性と魂の触れ合いを示すと同時に、行間を通してうかがわれる激動の時代(ペレストロイカ、ソ連邦の崩壊、ロシア連邦への移行など)の貴重な証言ともなっている。


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