訳者まえがき
コスマス年代記
第一部(伝説の時代-1034年)
第二部(1034-1092年)
第三部(1092-1125年)
訳者あとがき
付録
1:翻訳に際して注意した語
2:現存する諸写本の系統
3:チェコとポーランド公(王)の系図
4:東フランク国王と神聖ローマ帝国皇帝の簡易的系図
5:チェコ国内の都市と河川を示す歴史地図
6:ヨーロッパ東部の主要都市の地図
索引
地名索引
人名索引
事項索引
著者コスマス(1045~1125年)は、プラハ教会・聖堂参事会長。ただし、この年代記の中で彼が自身について述べたこと以外はほとんど不明である。
浦井 康男(うらい・やすお)
1947年に静岡県熱海市に生まれる。京都大学理学部に入学後、文学部言語学科に転部。1976年に同博士課程を単位取得退学。1977年に福井大学教育学部、1997年に北海道大学文学研究科に移籍。2011年3月に北海道大学を停年退職。訳書に、アロイス・イラーセク『チェコの伝説と歴史』(北海道大学出版会、2011年、第48回日本翻訳文化賞受賞)、アロイス・イラーセク『暗黒──18世紀、イエズス会とチェコ・バロックの世界』上下巻(成文社、2016年)、語学書として『露語からチェコ語へ、ロシア語学習者のためのチェコ語入門──文法編、読本編』(電子出版、2018年)などがある。