こちらは成文社のページです。
石川啄木と小樽
倉田稔著
ISBN4-915730-47-6 C0095
A5判並製 54頁
定価(本体300円+税)
2005.04、(現在
品切)
「啄木が北海道における実生活からまなびとったものは、はかりがたいほど豊富多量であったと思われる。彼の人生詩人、生活派詩人としての基礎がこの期において形つくられたといっても誤りではあるまい」(山田あき)。特に北海道時代、それも小樽時代、啄木は生活に困った。だから、そこから生活派の歌風が生まれたとすれば、北海道時代・小樽時代は意義が大きい。次に、北海道で野口雨情に教わりながらジャーナリストとして出発した。最後に、母と妻との間の壮絶なる闘いを知り、その渦中にあった。(「むすび」より)
- 当社への問い合わせはこちら(info@seibunsha.net)から
- もくじ
- 一度目の来樽まで。岩手時代
- 一度目の来樽
- 二度目の来樽まで。函館時代
- 二度目の来樽
- 三度目の来樽まで
- 札幌
- 野口雨情1
- 三度目の来樽
- 『小樽日報』
- 歌壇
- 転居
- 高田、藤田、塚原
- 桜庭先生
- 退社
- 社会主義演説会
- 新しい就職
- 啄木の小樽論
- 釧路時代
- 第四回目の来樽
- 野口雨情2
- 最後の小樽
HOME|
既刊書|
新刊・近刊書|
書評・紹介|
チャペック|