ソ連邦崩壊、各地での民族紛争、EC統合への苦渋など、現代ヨーロッパが抱える様々な民族の問題。今世紀初頭、バウアーによって書かれた本書は、そうした問題を考える時に、改めて論議されねばならない「古典」であり、今なお新鮮な問題の提起である。 (1993.10)、2刷(1995.08)、(現在品切)