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「バッカナリア 酒と文学の饗宴」書影

バッカナリア 酒と文学の饗宴


沓掛良彦・阿部賢一編


ISBN978-4-915730-90-0 C0090
四六判上製 本文縦組384頁
定価(本体3000円+税)
2012.03

「酒」を愛し、世界の「文学」に通じた十二名の論考による「饗宴」。
世界各地の文学作品で言及される酒を、縦横に読解していく。
盃を片手に、さらなる読書へと誘うブックガイドも収録。
酒を愛し、詩と小説を愛するすべての人に捧げる。

古今東西、世界各地において様々な形で飲まれている「酒」。日本酒、麦酒、老酒、ワイン、ウイスキーなど多種多様な「アルコール」は喉の渇きを潤したり、酔いをもたらすだけでなく、人と人をつなぐ触媒となり、はてはバッコスよろしく霊感を与えるものとして、様々な芸術家や文人を魅了してきた。本書は、世界の文学を題材にしながら、文学作品内で言及される「酒、アルコール」に関する記述を読解していくとともに、それぞれの時代や地域によって異なる愛飲の流儀を文化論的にも検討していく。


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